最近ニュースで「暗号資産ETF」という言葉をよく聞きませんか。
2021年にビットコイン(BTC)先物ETF、2024年には同じ銘柄の現物ETFが承認され、投資業界で大きな話題になっています。しかしその仕組みや影響がよくわからない人もいるでしょう。
そこで今回は暗号資産ETFの基本から、金融市場への影響までわかりやすく解説します。
暗号資産本体の意味は、以下の記事を参考にしてください。
- 暗号資産ETFは証券取引所で取り扱われる投資信託の形式で、特定の暗号資産価格に連動する
- 関連ETFを買えば暗号資産ではなく、ETFを入手することになる
- 暗号資産ETF市場が盛り上がれば、ビットコインやイーサリアム(ETH)などの価格上昇も想定される
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暗号資産ETFとは何か?

暗号資産ETFとは、証券取引所で購入可能な投資信託の一種です。ビットコインやイーサリアムなど決まった銘柄の価格と連動します。基本的な特徴について、以下の3点を見ていきましょう。
ETFとは証券取引所で売買可能な投資信託
ETFは「上場投資信託」という意味で、証券取引所で売買可能な商品です。特定資産の指数や価格と連動するのが特徴で、商品によって株式や債券、金(ゴールド)など連動対象が違います。
投資信託とは利用者から集めた資金を使い、専門家が投資で運用する仕組みです。ここで生じた運用利益は、各利用者に分配されます。つまりETFでも成果が優れているほど、大きな利益を得られる仕組みです。
投資の知識が少ない人でも、少額で取り組めるのがETFです。そのため投資の第一歩を踏み出すうえで、選択肢になりやすいといえます。
暗号資産ETFの仕組み
暗号資産の価格と連動する商品は「暗号資産ETF」と呼ばれます。利用者は暗号資産を直接購入するのではなく、関連するETFを入手することになります。
ETFの運用会社は集めた資金で暗号資産に投資します。その価値に連動する形で、ETF自体の価格も動く仕組みです。
つまり利用者は、証券口座を通じたETFの売買で、暗号資産へ間接的に投資できます。本来の暗号資産投資では、保有分の紛失やハッキングに不安を感じる人もいるでしょう。
このようなリスクを抑えるために、ETFを選ぶケースも見られます。
現物と先物の2パターンがある
暗号資産ETFには「現物」と「先物」の2種類があります。このうち現物型は現物取引の価格と連動します。取引方法は株式や暗号資産で見られる通常売買です。
一方で先物型は、「暗号資産の将来の取引日や価格を決め、期日が来たら指定条件で売買する」という先物取引に関係したETFです。
しかし期日までに価格がどう動くかわからないため、相場から極端に離れた価格での取引になると、大きな損失に見舞われます。以上からETFでも現物型の方が、投資の難易度が低いといえます。
暗号資産と暗号資産ETFの違い

暗号資産ETFは、暗号資産本体と性質が違います。ETFは証券取引所のみで注文でき、暗号資産専用の取引所では扱っていません。暗号資産自体は保有できず、あくまでもETFを持つだけです。
一方で暗号資産自体を買うなら、コインチェックやGMOコインなどの暗号資産専用取引所に口座を開設しなければなりません。入手後は自身のウォレットや口座で管理します。
つまりETFで保有できるのは「暗号資産投資をプロに依頼し、その利益を受け取る権利」のみです。暗号資産自体を入手できるわけではありません。
関連ETFの動向は暗号資産市場に影響を与える

暗号資産に関連したETFは、その動向次第で暗号資産本体の市場にも影響を与えます。機関投資家の評価や信頼性の向上により、ビットコインなどの価値が上がるかもしれません。
想定される影響について、以下の2点を解説します。
ETF承認で暗号資産の信頼性が高まる
関連ETFの承認で、暗号資産の信用度が上がります。ETFの承認には、規制当局による厳しい審査を通過しなければなりません。そのためETFの上場は、暗号資産本体の信頼性の証明です。
たとえば2024年にSEC(米証券取引委員会)がビットコイン現物ETFを承認したときは、ビットコイン本体の価格が上昇しました。ETF承認時は1BTC約680万円だったところ、3月には1,000万円を突破しています。
ETF上場は本体の信頼度向上から、需要拡大につながる可能性があります。
機関投資家によるETF資金流入が暗号資産の価格上昇につながる
ETFは初心者からプロまで気軽に投資できるので、機関投資家の参入も予想されます。ETFへの投資額が増加すれば、関連する暗号資産の価格上昇にもつながりやすいといえます。
一般的な機関投資家は、巨額資金を運用する組織です。そのため彼らの動向が、ETFや暗号資産市場に大きなインパクトを与えることもあります。
従来株式投資をしている投資家なら、利用中の証券取引所で暗号資産ETFへの投資も可能です。
たとえば多数の機関投資家によるビットコインETFへの資金流入は、暗号資産業界にとっても前向きなニュースです。そのためビットコイン本体の価格上昇も想定されます。
まとめ

暗号資産ETFは新しい投資の選択肢として注目されているため、ポジティブな動向があれば暗号資産本体の価格上昇の可能性もあります。
最近はビットコインやイーサリアムといった人気銘柄において、現物ETFが米国で承認されました。XRPやソラナ(SOL)などでも同様のETFが審査中です。
承認や資金流入は暗号資産市場全体にとって大きな出来事となり、信頼性の向上や価格上昇を後押しするでしょう。
暗号資産投資を始めるなら、コインチェックがおすすめです。ETFは扱っていないものの、30種類以上の暗号資産を注文できます。気になる人は利用してみましょう。



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